
2019年2月15日に開催された、第6回【ものづくり・現場力事例フェア】の特別講演にて登壇させていただきました。各ベンダー様の技術レベルの高さ、日々の現場における改善成果の大きさから参加者の一人として大きな学びを得ることができました。
登壇させて頂いた最後の特別講演では、AI活用の第一歩である、ビジネス課題の洗い出しの重要性とアプローチについて、特にお話しさせていただきました。分野ごとに高度専門化した現在、異なる専門家同士(TPMの専門家とAIの専門家)を結び付ける唯一つのものは、志の高いビジネス目標であると考えています。同じ目標と視座を共有しているからこそ、意見やアプローチが異なっても、最後はスクラムを組める。そしてその目標を定めるところに、今よりももっと時間と人材を投入して欲しいと思っています。他社のAI導入事例を探す時間があれば、自社の課題と向き合う方が何倍も価値があるでしょう。
問題は正しく設定された時点でほとんど解決されていると言われるように、AIが何かを勝手に解決してくれる訳ではなく、問題と向き合い課題を特定するという人間の行為自体に万倍の価値がある。そんな想いを込め発表させていただきました。参加者の方々のAIプロジェクトの成功率の向上に少しでも貢献できれば幸いです。以下は発表時の様子です。このような機会を頂きありがとうございました。


